XVII.Nihil difficile amanti.(意訳:恋する乙女は何でもできる)
<前振り>
ラブラブキッス大作戦でのハプニングで自分の気持ちに気づき、戸惑う夕映は、のどかをせっついてマジカルランドという遊園地にネギを誘わせる。しずな先生の計らいで何とか行くことになった2人だったが、喜ぶのどかの声に夕映は沈んだ顔をするのだった。
<評価>
★★★★☆
<感想>
シリーズを通してきたのどかの展開が、クライマックスを迎え、代わりに夕映の恋心が顔をのぞかせます。マジカルランドのマスコット、「ふ~ちゃんず」(明日菜、夕映)の脱力系の歌が秀逸。でも、最後の子供はどうなんでしょう?
この話から監督とプロデューサーが変更になり、マイナーチェンジされました。
XVIII.Amor ordinem nescit. (意訳:愛は格差を越える)
<前振り>
明日菜はタカミチから出張土産をもらい、さらにタカミチへの想いを募らせる。今年こそはとタカミチの誕生日に向け、ケーキ作りに挑む。一方のどかに告白されたネギは、返答に窮していた。
<評価>
★★★★★
<感想>
明日菜のケーキはあまりに衝撃的。タカミチとしずなの関係が原作よりもはっきりと描かれていますが、それを踏まえると明日菜としずなのやり取りが、より修羅場めいたものに感じます(汗)
ネギがのどかを助けるシーン、ネギはのどかの股の間をベリーロールですり抜けているんですよね……こんなところもアニメ制作班の独創性がうかがえます(爆)
XIX.Verba volant, scripta manent.(意訳:言葉は去れども文字は残る)
<前振り>
今も昔もずっと2-Aだった幽霊、相坂さよ。印刷ミス、不登校、病気だとか噂のある、その出席番号1番に報道部・朝倉和美が興味を持つ。
<評価>
★★★★★
<感想>
さよの学園生活と過去の話が展開される完全なオリジナルストーリーです。「つわぶき」をキーワードに彼女の過去を語る展開は、作画・音楽すべての点において最高水準です。朝倉の人情に厚い性格もうまく表現されています。エヴァや学園長がいい味を出しています。
一方で修学旅行への伏線として関西呪術協会や封眼寺派などの単語が飛び交い、いよいよといった感じです。
XX.Nisi credideritis, non intelligetis(意訳:信頼し合えば、理解できる)
<前振り>
封眼寺派という問題を残しながら京都での修学旅行を楽しむ2-A。エヴァと茶々丸は学園に残るも、さよも一緒に来ていた。修学旅行を期に仲直りしようとする木乃香だったが、刹那の態度はそっけない。
<評価>
★★★☆☆
<感想>
修学旅行編の前編です。さすがに展開は駆け足気味で、バトルエフェクトはぎこちないですが、及第点ではないかと。フェイトや月詠はでてきますが、小太郎はでてきません。
アイキャッチが変更になりましたが、これは修学旅行スペシャルです
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