2007年03月06日 [火]
ネギま!?PrincessFestival
まずは開演前の様子です。
神奈川・JR桜木町駅より徒歩15分にあるパシフィコ横浜は約5千人収容の大ホール。ランドマークタワーを見上げながら、高層ビル街を突き抜けて、レインボーブリッジに面した海岸にあります。
物販が開始されたのは10時でしたが、私の到着時刻は14時。
今回、新発売のネオパクカ商品が6種類ありました。
アニメ設定資料集(ハルナ・スカ)、
ネギのチェーンブレスレッド(ハルナ・アーマー)、
パクティオーカードバインダー(のどか・コスプレ)、
ねぎまんじゅうという名のカスタードケーキ(夏美・コスプレ)、
アニメイト独占販売テレカ(葉加瀬・コスプレ)、
アニメイト・メディカカード(桜子・アーマー)
テレカ、メディカカードは到着時にはすでに完売していました。
今回の商品のメディカカード以外は後日、アニメイトにて販売開始となります。
物販スペースは正面ロビーで、ここでひとつのイベントができるほどの広さ。奥には巨大スクリーンが設置され、そこには大麻帆良祭のイベントDVDがエンドレス上映されていました。
また今月末発売のDSソフトの試遊戯台や、大麻帆良祭の衣装展示、生原稿(2月28日・13号掲載の167時間目)展示など、開演までの時間を楽しめるようになっていました。
当日は晴天に恵まれ、海風は厳しいものの、会場前の海に面した広場には、開場を待ちきれないイベンターがコールの練習をしてたり、ネットで知り合った人たちの交流や、カモコスした男の撮影会などそれぞれの時間を楽しんでいました。
広場に夕闇迫る16時、ついに開場です。
開場時にもらえるペーパーには、特記事項なし。
それでは、追記より、princess festivalのレポートです。
「ネギま!? princess festival」
日時:2007年3月3日、開場16時、開演17時
会場:パシフィコ横浜
出演(出席番号順・敬称略):佐藤利奈、木村まどか、笹川亜矢奈、桑谷夏美、山川琴美、浅倉杏美、神田朱未、
板東愛、渡辺明乃、出口茉美、Hazuki、野中藍、石毛佐和、小林ゆう、堀江由衣、
佐久間未帆、高本めぐみ、白石涼子、小林美佐、こやまきみこ、狩野茉莉、志村由美、
松岡由貴、相沢舞、皆川純子、井ノ上ナオミ(26名)
1650 開演前アナウンス
1700 開演。舞台の暗転とともに、白いフード、ローブをまとった利奈さんが登場。
利奈さんが杖を振ると、いくつものトーチが灯り、舞台が明るくなっていく。すべてついたとき、利奈さんはローブを脱ぎ捨てて……
1703 1「1000%SPARKING8連(except チアver.)」
それぞれのチームが2番を歌い、歌ったら入れ替わりではける。
1番は最初のチーム、3番は最後チームが歌いました。
衣装は白い半袖ブラウスに黒いスカート、リボンタイ、茶色のロングブーツがデフォルト。
人によっては、ハーフパンツだったり、長袖だったり、ネクタイだったりバリエーションがありました。
1)利奈、カンだ、あいポン、ゆう
2)純子、ほっちゃん、はづき
3)なっちゃん、佐和
4)きみきみ、まりまり、うりょっち
5)まどか、こっちゃん、あずみん、ばんちゃん
6)由貴、あけのん
7)由美、未帆、こばみー、もいもい、出口のまーみー
8)めぐたん、ナオチン、亜矢奈
1716 2「ココロザシ成長中☆」(神田朱未)
衣装はピンクのワンピースドレスに花飾り、白ブーツ。
(間奏)神田「ついにやってきたネギま!?ファイナルイベントー! みんな最後までとんでねー!!」
1721 3「イジワルな唇」(志村由美)
衣装は白いフリルドレス。ローゼンメイデンの「雪華綺晶」のようでした。
バックダンサーは小林美佐さんと佐久間未帆さん。なまめかしく招くような指先の振り付け。
(前奏)「こんばんはー。みんなのアイドル、ちうだぴょーん!
早速メールを紹介するよ。「自転車男」さんから
『キスってどんな味がするんですか?』
ゴメンねー、ちうちうよくわからな~い。代わりにこの曲を聴いて。
長谷川千雨で『イジワルな唇』」
1725 4「re-born」(松岡由貴)
衣装は金のスパンコールドレス。照明を浴びて色が変わっていきます。
1730 5「montage~まだ見ぬ僕へ~」(佐藤利奈)
(間奏)利奈「今日は全員とんで帰ってねー」
1734 演劇パート(ネギ、あやか)
ラーメン神棚の前でネギが途方にくれていると、いいんちょが通りかかり声をかけた。いいんちょはネギから悩み事を聞き、それを助けるべく動き出す。
1737 6「永遠のときを越えて」(皆川純子)
(間奏)「いくぜ、オラァッ!」
1742 7「チュパ研の唄~きっといル~ンヤ」(神田朱未、石毛佐和、白石涼子、こやまきみこ、狩野茉莉、木村まどか)
衣装はチュパT、首にスカーフ、ポケットの多い半ズボン
1746 演劇パート(バカレンジャー)
バカレンジャー5人は放課後、補習を受けていた。しかしやる気はまったくなく、チュパカブラなど雑談が飛び交う。そこに突然勇ましいメロディが!
楓「着メロでござる」
出演者のみならず、客席全体がコケる。(過去の曲が歌われるとにわかに色めき立ったところだったので)
楓にかかってきた電話はいいんちょからだった。
(木乃香、刹那、あやか)
場面変わって、いいんちょは木乃香と刹那に、ある協力を頼んでいた。快く引き受ける二人。ふと、いいんちょが二人の衣装に気づく。
あやか「お二人とも、その服はなんですの?」
木乃香「雛祭りやから、お姫様になろうおもてな」
刹那「お似合いですよ、お嬢様
1749 7「Never give up!」(野中藍、小林ゆう)
衣装は赤いドレス
(間奏)木乃香「せっちゃん、その髪型におうとんな」
刹那「とんでもございません! お嬢様も黒いストレートの髪がお綺麗です!」
木乃香「ありがとな」
1753 演劇パート(釘宮、ハルナ、真名、千鶴、千雨、夏美、あやか)
あやかは新たに釘宮、龍宮、千雨、ハルナ、千鶴、夏美に協力を要請する。「報酬が入るなら」という龍宮。やる気のない千雨を傍目に、乗り気の夏美だったが、千鶴にまたおもちゃにされるのだった。
1754 8「ポジティブ!アクティブ!モロジブン!」(小林美佐、相沢舞)
歌詞は全部さしかえの特別版。
美佐さんはさらに飛び跳ねていました。もいもいに「ちづねぇ!パンツ見えちゃうよ!!」と言われてしまうほどに。
1757 演劇パート(裕奈、亜子、アキラ、美空、木乃香、ハルナ、刹那、千鶴、千雨、夏美、あやか)
あやかがクラスメイトに要請していたのは、バカレンジャーの学年末テスの成績を平均点以上にすることだった。それが達成できないと、バカレンジャーは高校に進学できず、ひいてはネギもどこかへ行ってしまうと聞き、俄然やる気の出る3-Aだった。しかしやはり問題は……
1759 9「戦え!バカレンジャー(1コーラスのみ)」(神田朱未、堀江由衣、桑谷夏子、Hazuki、白石涼子)
1801 10「日本の心」(松岡由貴、渡辺明乃)
扇子を持った二人がまったりと歌う、日本の心。
1805 演劇パート(茶々丸、木乃香、刹那、エヴァ)
エヴァと茶々丸が扇子回しにいそしんでると、木乃香と刹那が二人にも協力を要請してきた。口ではやる気のないエヴァだが、それでも協力はしてくれるようだ。
(バカレンジャー、あやか、ネギ)
一方、自分たちの窮状を知らないバカレンジャー。あやかに「このままだと留年ですわよ」といわれて、恐慌をきたす。本来、麻帆良学園はエスカレーター式で何もしないでも進学できるのだが、制度上には留年があって、ただそこまで成績の悪い生徒がいなかっただけらしい。混乱するまき絵に、あやかはまたも「佐々木まき絵失格ですわ!」と切り捨てた。
(+ハルナ、超、風香、史伽)
そこに「情報手に入れてきたわよ!」とハルナ、超、双子が乱入してきた。超が麻帆良ネットワークにもぐりこんで、さらってきたらしい。途端、動揺し始めるネギ。
実は、ネギが学年末テストの成績向上させようとすることにはもうひとつ理由があった。それは「プリンセス」の選定。学年で成績トップだったクラスから、一人プリンセスが選出され、戴冠式があり、その選定委員をネギが務めていたのだ。
しかし、どちらにしてもバカレンジャーの成績向上なしにはかなえられないことだった。そして3-Aによるバカレンジャーの補習が始まった。
(明日菜、真名、裕奈、亜子、アキラ、美空)
真名に勉強を教わることになった明日菜だったが、その後ろには自動操縦を構えた運動部4人。明日菜が一問間違えるたびに、明日なの頭の風とおりをよくする腹づもりだった。ドン引きしながらも、銃を構える運動部。ただ裕奈だけは、本物の銃を触れて恍惚としていた。
明日菜の悲鳴が響き渡る……
(楓、木乃香、刹那)
楓が教わるのは木乃香。間違えるたびに、刹那の「竹刀」が楓に飛ぶというが、持っているのはどう見ても夕凪。あまりの難しい問題ばかりに、楓は逃走を試みるも、刹那の殺気と真剣がそれを止める。木乃香にたしなめられ、仕方なく刹那は剣をおさめ……られずに自分の手をさして「あ、イタっ!」とかやってる小林ゆうさんでした。
楓の悲鳴が響き渡る……
(夕映、まき絵、あやか、和美)
あやかに勉強を教わる夕映とまき絵。問題を間違えるたびに、和美によって二人の「恥ずかしい写真」が衆目の下にさらされることに。「学校教育の崩壊です……!」と訴える夕映だが、まったく聞き受けないあやか。
二人の悲鳴が響き渡る……
(古、エヴァ、茶々丸)
古菲に勉強を教えるエヴァだったが、その手にはカップラーメン。古菲に見せ付けるようにどんどん平らげていく。古菲が問題を解かないと食べることができないらしい。
古の悲鳴が響き渡る……
(ネギ、五月)
一方でネギは五月に慰められていた。
(裕奈、亜子、アキラ、円、ハルナ、超、風香、史伽、千雨)
バカレンジャーの学力アップはままならず、相談しあう3-A。このままではバカレンジャーは留年し、クラスが別々になってしまう……バカレンジャーがいての3-A、誰もかけてほしくない気持ちは一緒だった。
1818 11「出席番号の歌(スペシャル)」
上の9人が「麻帆良学園~みんなと出会えてよかったよ♪」と歌いだす。
ささやくように、ゆったりとしたテンポが次第に加速していき、そして中央のスクリーンにバカレンジャー5人のパートだけを編集した大麻帆良祭の映像が流れる。
1822 12「まほら戦隊バカレンジャー」(神田朱未、堀江由衣、桑谷夏子、Hazuki、白石涼子)
1826 演劇パート(バカレンジャー、五月)
変身すればどうにかなると思ったのだが、どうにもならなかったようだ。ロボットも来ないらしい。
勉強づけでご飯も食べてないバカレンジャーのもとに、五月が差し入れに訪れた。
1828 13「ポンポン両手にあればWin(1コーラス)」(出口茉美、ほか)
14「GLOW WILD(1コーラス)」(木村まどか、山川琴美、浅倉杏美+堀江由衣)
15「KIZUNA(1コーラス)」(佐久間未帆、小林ゆう+白石涼子、Hazuki)
16「a precious pride(1コーラス)」(松岡由貴、渡辺明乃、笹川亜矢奈+桑谷夏子、Hazuki)
ものまね歌合戦の本人登場みたく、途中からバカレンジャーが加わって全員がそろう構成。14~16は同じ仕組みです。
17「おはよう!(1コーラス)」(神田朱未)
神田さんのソロをみんなが舞台を背にして見上げてました。
1837 18「GO!GO!マイスターズ」(高本めぐみ、井ノ上ナオミ)
高本めぐみさんが黄色、井ノ上ナオミさんが緑色のチェック地エプロンドレス(メイド服ではない)
1840 19「気まぐれ行進曲」(こやまきみこ、狩野茉莉、白石涼子)
1843 20「真夜中のPhilosophy」(桑谷夏子)
衣装は青いドレスで一人舞い踊る
1848 21「まか☆メチャ不思議パラダイス(音声のみ)」
中央スクリーンにOVA(春版)の映像が流れる、幕間です。
1849 演劇パート
学年末テストが終了し、満面の笑顔でクラスに入ってくるネギに、クラスは「学年トップだったんじゃないか」と色めき立つ。
ネギ「プリンセスにはなれませんでした!」
落胆のため息がクラス中からこぼれる。しかしバカレンジャーの留年は回避できたので、ネギは笑顔だったのだ。留年回避で盛り上がるクラス……エヴァが毒づく「私は何年過ごしていると思っているんだ!!」
茶々丸「16年になります、マスター」
1857 22「Let's play with your dream!」(神田朱未、佐藤利奈)
1901 23「suger memory」(神田朱未、皆川純子)
(間奏)あやか「本日は雪広財閥所有のパシフィコ横浜へようこそ!」
明日菜「ちょっと待ってよ、あんたいくつホールもってんのよ!」
あやか「この世のホール、全てですわ!!」
1905 24「Infinity Love 2U」(木村まどか、山川琴美、浅倉杏美、板東愛)
1910 25「らぶ☆センセイション」(神田朱未、野中藍、佐藤利奈)
1915 26「Girls, be ambitious~シンデレラになろうよ~」(笹川亜矢奈、小林美佐、相沢舞)
1920 27「星空レター」(神田朱未)
ラストで涙声になってしまう神田さん
1923 28「A-LY-YA!」(全員)
イントロの「Everybody,Hi hi! Everybody, yeah yeah!」を8回繰り返して、1グループずつ登場。全員横一列で登場したあと、もう一度イントロからスタート
アンコール
1832 29「ハッピー☆マテリアル(全員Ver.)」(全員)
1837 30「1000%SPARKING」(全員)
2番のセリフはなく、各グループによるカーテンコール
1842 最後の一言……
印象的だったのは、あいポンや由貴さんの涙、「泣かない!DVD買ってくださいね!」といいながら泣いてしまってる亜矢奈さん、涙でしどろもどろになるあずみんをそっと支えるまどか。神田さんや利奈さんの最後の言葉で涙を耐え切れなくなったほかのみんな……本当にこれが最後なのだと、さびしくも実感を覚えた時間でした。
特に万感の想いで、声が上ずる利奈さんの言葉には、涙を耐えるのがつらかったです。
利奈さんが最後に「全員で手をつないでおじぎしましょう! みなさんも!!」と言って、ホール全体で手をつなぎ一礼。
1959 31「輝く君へ~Peace(音声のみ)」
そしてお別れのとき。
中央奥のセットから一人、二人ずつ退場していく。
ハイタッチしたり、抱き合ったり、微笑みあいながら……
最後に残った利奈さんと神田さん。
二人はしばらく見つめあい、手をつないで奥へ。
神田さんは舞台から下り、利奈さんがもう一度舞台の中央にたち、指をならす。
最初に点火したトーチが消え、舞台が暗転。利奈さんはうつむいたまま、奥の光の中へ消えていきました。
2003 終演
あきらめきれない、終わりを信じられない観客たちは、もう一度「アンコール」を叫び続ける。しかし、無情にも「以上にて本日の演目は終了となります」のアナウンスがながれ、3年にわたったネギま!イベントの終演を告げた
- 12時16分
- [イベントレポ]
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